
ランズエンド。
早朝に起きて、歩いた。
かなり高い場所から海を眺めていたら、座礁したであろうすっかり錆びた小型の船を見つけた。
船を引き揚げるのは大変なのだろうな。
とても好きな歌。
小学校や中学校の教科書で紹介されたらいいな、と思う。
いつの時代も人間はお互いに厳しかったり、残酷だったりしたのだろうけれど、
そんなことにも傷つかないで生きられる強さが必要だというのではなくて、
ましてや、傷つけられる前に傷つけることが強さなのでもなくて、
お互いに優しくできると良いよね、と思う。
長く生きられても100年の寿命の生命体。
破壊活動にばかり手を染めてどうする。
もうそろそろ本当にこれまでの価値観を変えないか、と思う。
創造すること。
これが人間に与えられた生に付随する喜び。
奪い合わずとも誰もが自分の幸せを追求して生きていけると実感できる世界に向かいますように。
今日も良い一日でした。

これが一昨日から食べ続けているスープ。
今朝はこれにアボカドを(お塩・黒胡椒・オリーブオイル)。
元気になる。
ビザのことも英文の原稿のこともドイツ語の原稿のことも新聞のことも520ページの仕事のことも、ひとまず手から離れたので、今年の間、ずっとざわざわとし続けていた自分の頭に命令を出して、今日から年末にかけてビシッと研究と本、展示の仕事に集中させる。
調査に出られないのだけれども、とにかく十二月末と来年の三月末までにそれぞれ一冊、出版社に原稿を提出しないといけない本があるので、ひたすらに進めましょう。
そして、展示。
このテーマに深く潜りたい。
今日も穏やかな良い一日に。

イギリスの大学院に進学する友人は、ロンドンのど真ん中にある学校で教えることになったらしい。
素晴らしいなあ。
最初のクラスでの出来事について報告されていたそのメールを読んでいたら、喜びでいっぱいの彼女が目に浮かぶようで、また泣きそうになる。
彼女にはこの先嬉しいことが多く起きますように。
本当に苦労ばかりしてきた人だから、そのぐらいでバランスが取れているのではないですか、と神様のような存在に声をかけたくなる。
魔女が大鍋で何かを作るように、昨日の晩に大きなストウブのお鍋いっぱいにスープを作った。
出来上がった量を眺めながら、一人で食べるというのに、何人分を作ったのだろうと自分でも可笑しくなり、今日は一日朝から毎食そのスープを食べている。
おやつもそのスープ。
たまに何も考えずに沢山作りたくなるのだな。
ちなみに、そのスープは、ニンニク、マッシュルーム、湯むきしたトマト、ザワークラウト、デプレッツィーナーというソーセージ、牛乳、少し生クリーム、ブイヨン、パプリカパウダーで作るもの。
身体が温まるし、ごはんにも合うので寒くなるとよく作る。
フレッシュなトマトがない時に作ると書かれていたイタリアのレシピ、ドライトマトと白ワインをミキサーにかけたソースで作るスパゲティも久しぶりに食べたくなる。
美味しいものを食べたい。
あれこれ作りたい。
今日は一日、心の中を整理していたのだけれども、ここから生き方が大きく変わるだろうと思う。
やっと、私は私でいられる。
その感覚に慣れないのだけれども、もうそれが可能になったのだと自分に言い聞かせる。
今日も良い一日でした。
























