

28. März 2021
床の水拭きもして、ピカピカに。 ベッドの角にぶつけてできた膝の痣は、だんだん変な色になってきた。 お花は、この他には、 レモンイエローの薔薇、サーモンピンクの薔薇、淡い桃色の薔薇と深いピンク色の薔薇。 お花は良いなあ。 大好き。 この建物で検査を受ける話がまとまった。 この建物に入っている、ある会社が場所を提供してくれるらしい。 本当に親切な人たちばかりでありがたいなあ、と思う。 心から感謝する。 ありがとう、ありがとう、ありがとう。 数年ぶりにメインで使う香水を替える。 香水を替えると自己の定義が変わる感じでワクワクする。 今日の夜は、4月のことをイメージしましょう。 今日も良い1日でした。


26. März 2021
切り花も日光浴が必要かな、と思い、日中は日の当たる場所に置いている。 この花瓶、思っていたよりもサイズがかなり大きくて、笑ってしまった。 でも、安定感があって、こちらの花束にはちょうど良い形なので重宝しそう。 今週末から2週間、イースター休暇なのだけれども、私は仕事。 ウィーンは、4月1日から6日までロックダウンに入る。 晴明が校了して、今日、印刷に入ったので、次の本に取り掛かる。 世界は変わる。 自分自身に備わる素質を最大化して、伸びやかに素直に生きていく。 今日も良い1日でした。


24. März 2021
ザルツブルクのクリスマスマーケットの写真。 私のクリスマスツリーの飾りは、ツリー用の飾りではなくて、降誕場面を再現するための飾り。 手仕事の技が光るものが大好き。 ちょっと疲れていて、朝、起きてもグダグダとベッドの中にいたら、郵便配達の人が来た。 マリメッコのパジャマだったので、普段着に見えるかな、と思い、なぜかエプロンをつけて荷物を受け取ったら、あまりにヨレヨレな姿だったからか、郵便配達の人が動揺していたような気がする。 朝の7時半だったのに、良い午後を、と挨拶していた。 まだ午前があるよ、と心の中で思いながら、ありがとう、あなたも良い午後を、と伝える。 晴明、校了。 最後までちょっと直すところが多くて、申し訳なかったけれども。 金曜日に印刷に出るのかな。 同い年の編集者さんが、出版社の社長に就任したことを知る。 頑張りどころかな。 ある先生にご紹介いただいてから10年が経った。 数年前に再会して、2冊、本を出版してもらった。 門出を全力で応援する。 がんばれ。 少しだけ年上の別の出版社の編集者さんは、退職することを選んだ。 管理職になられてか


23. März 2021
いつかの春。 晴明の校正が続く。 表紙のデザインが送られてくる。 とても綺麗。 マットな仕上がりでお願いする。 編集者の人の教養の高さに惚れ惚れする。 サンスクリット語のスペルのaとoを直してくれるところとか、もう凄すぎて笑ってしまう。 中国語のピンインも直してくれたし、日本語の読みをちょっと打ち間違えていたのも直してくれた。 本当にすごい。 こういう人とお仕事をさせてもらえることが本当にありがたい。 謝辞できちんとお礼を述べているけれども、彼の助けがなければこの本は完成しなかったでしょう。 89歳の人の本も担当していて、今日の午後はその本をその人に届けるのだとメールがあった。 この編集者の人は、日本が好きで、よく旅行に行っていたのだそう。 好きということには力があるのだな、としみじみ思う。 土岐さんの声に聴き惚れる。 この歌は、とても好き。 ちょっと切ないけれども。 今日も良い1日でした。


22. März 2021
今朝起きた時は、この音楽が頭の中に流れていた。 何も手掛かりがなくて、資生堂のコマーシャルで流れていた曲だったかな???という感じで調べてたどり着く。 日常の基礎となるものを新調している。 あまり考えずに食器とか、部屋着とか、あれこれ。 変わらないでいるというのは、無理。 ひとは変わる。 流れていく。 今日も穏やかな良い1日に。


20. März 2021
深夜のお花。 昨日(というよりも今日)、徹夜みたいなことをして、早朝から仮眠を取り、目が覚めたら、雪が降っていた。 ベッドの中でぼんやりしながら空を眺めていたら、不思議なものが飛んでいた。 上下に動かずにそれなりのスピードでスーッとまっすぐに移動して、消えた。 UFOは飛んでいても、驚かないけれど、偵察にきているのだとしたら、地球は本当に大変なことになっているのではないかしら、と思う。 空気が冷たかったけれども、晴れたので、頭をすっきりさせるべく、午後から少し外に出る。 お花と食料品をたくさん買い込み、帰宅し、家の掃除をする。 お花は、このほかにもラナンキュラスやフリージアの花束とピンク色の薔薇を買い求めた。 父方の祖父がフリージアが好きだった。 良い香りなのよね。 仕事の相談をするために訪ねてきてくれた先生がザッハートルテを差し入れてくれた。 外のベンチで座って食べていたご夫婦を見て、お土産に、と思いついたのだと話してくれた。 ありがとう、ありがとう、ありがとう。 オーストリアの毎日の新規の感染者数が3000人前後を推移している。 ウィーンは、


18. März 2021 II
ビーダーマイヤー時代の猫足の椅子。 座ると背筋がぴんと伸びる。 素敵だ。 椅子は色々なデザインのもの(トーネット、ビーダーマイヤー時代の椅子)を少しずつ集めたい。 いつもお世話になっている薬局から、この建物の管理人さんに、出張して、PCR検査をしてあげます、と連絡があったらしい。 管理人さんからメールが全員に送られてきて、今、そのやりとりが行われているのだけれども、みんな仲が良くて、ちょっと笑ってしまう。 一年に一度は中庭で集まったり、礼拝に出席したり、数年に一度はバスを貸し切って、一緒にお城やワイナリーに遠足に行くのだけれども、それも珍しいことなのだろうと思う。 とにかくみんな親切で仲が良くて、私はこの輪に加えていただいたことに本当に感謝している。 ありがたいのです、本当に。 ここに住んでいると本当に守られている感じがするし、暖かい感じがする。 心から感謝している。 今日も良い1日でした。


18. März 2021
晴明、三校。 しばらくの間、スキャナーの接続だけ失われていて、とても困った機械音痴の私は短気を起こして、いっそのこと新しいものを買ってしまおうかしら、と思うけれども、思いとどまり、あれこれ試していたら直せた。 短気は損気。 先生がプレゼントしてくれた椅子が届いた。 女性用の椅子。 明るい印象のとても素敵な椅子。 ありがとう、ありがとう、ありがとう。 とても嬉しい。 布を張り替える予定だけれども、しばらくはこのまま使わせてもらおうと思う。 携帯のカメラが作動しなくなってしまったので、写真はまた別の機会に。 寂しさから誰かと一緒にいるということは、やめた方が良いだろうと思う。 世の中には少し悪い人もいて、その人のためにはならない優しい言葉で、自分に依存させてしまう人もいる。 この悪い人が配偶者の場合、家族しか自分には心の居場所がないような気持ちにさせてしまい、本当にその人を思っている人たちからも孤立させてしまう。 あなたのためを思って、とお節介な苦言ばかりを呈する人もどうかとは思うけれど、 ただ、ただ甘やかして、自分に依存させる人は怖い。 ある程度社


16. März 2021
本に使ってもらう写真はこちら。 今より顔が丸いような気がする。 この日のごはんは美味しかったな。 最近、夜中に目が覚めるとノートに色々なことを書き綴るのだけれども、自分の人生はこれが最高だったなあ、と思う。 誰もがそうだと思う。 起きる出来事に対して、快不快の感情はあるけれども、起きることは全て必然で、あのときああなっていたらよかったな、と思うことは何一つない。 ああしていたら、どうだったかしら、と思うことはあるけれど、あの時の自分にはあれが精一杯だったと思うことばかり。 だから、学ぶのよね。 自分が選んで、歩んだ道のりで出会えた人たちはみな、その後、それぞれの場所に移動して、今は簡単には会えなくても、会えてよかったと思う人たちばかり。 とりわけイギリスで出会った各国に住む友人たちとの出会いは、私の世界をうんと広げてくれた。 オーストリアに再び戻ってからも、一生忘れることのない出会いが待っていた。 ご縁は、世界中に散らばっている。 別れることになった人たちからも、大切な何かを学ばせてもらった。 人は、何かを与え合って、学び終わったら、別れるように


15. März 2021 II
再校を戻す。 ちょっと大人のエピソードもあるので、子供向けのお話というわけではないのだけれども、ドイツ語が母国語の方にもしっかり読んでいただけるだけの翻訳にはできたと思う。 これが終わったら、ウィーン万博に関する論文と青木の本、展示に集中する。 今日も良い1日でした。