

2020
運を風に例えると、私は、自分で作る運の方が、運勢より10倍は強いと考えているので、 やはり自力本願の人間です。 天は自らを助くるものを助く。 人知を超えたことを知っているということそのものには、あまり興味がない。 人間として、いかに生きるか、何をなしたか。 これだけが、その人の栄冠。 何を言ったか、どう考えたか、そういうこともどうでもいい。 その人が、どういう時にどういう行動をとったかが、その人を表す全て。 2020年は、全く新しいスタート。 本をバリバリと書きます。


Seven Sisters Cliffs
先々週のイギリスでのブログをアップしていなかったので、アップしました。 グラストンベリーからブリストル、ブリストルからロンドン、ロンドンからイーストボーンに移動して、 翌日Seven Sisters Cliffsに向かったのだけれども、ここも非常に独特な場所でした。 11月に行くべき場所ではないかな。 雨で道が非常にぬかるんでいて、海岸に出るまでの道の状態が非常に悪く、 一緒に向かったイギリスの友人は滑って転んでいました。 途中、その道で出会った人は、特殊な長靴を履いたプロのカメラマンの人だけで、君たちには難しいよ、と言われたぐらい。 それがここ。 海に近づくにつれて、どんどん足元が悪くなる。 この季節のイギリスは天気が非常に変わりやすいから、道中、そのことにも気を配りながら安全第一で進む。 風の向きから推測するに、雨雲は私たちにとっては後ろから追うように来ていて、歩いている間は、見事に雨には降られずにずっと歩くことができたのだけれども。 自然は友達ともいうし、実際、自然の中を歩くことが好きだけれども、 地球において人間という個体がいかに弱い生き


Glastonbury
6時半発の飛行機でロンドンへ。 入国審査が大変だろうと思っていたら、日本国籍の人は、自動ゲートを利用できるようになっていた。 拍子抜けするほどさっと通過して、コーチステーションへ。 ブリストル行きの長距離バスに乗り、 ブリストルのコーチステーションで、グラストンベリー行きのバスに乗り替え。 いろんな人に声をかけてもらって、スケジュールを前倒しで13時に到着。 みんないい人だ。 ホテルに荷物を預けるだけのつもりが、お部屋に入れてもらえたのも、ありがたかった。 イギリスは天気が変わりやすいので、青空の見えているうちに、一番行きたかったところから行こうときめて、塔へ。 よくわからないけれども、これを見て、ここに来たくなったのだった。 しかし、なぜか、民家のあるところから向かってしまい、牛とか羊の間を歩くことに。 これは確実にルートを間違えているな、と思いながらも、のしのし歩いていたらば、ルートに戻れた。 しかし、上に向かって進み始めると、階段はなだらかなのに、なぜか、恐怖がわく。 この恐怖って何だろうな、と思ったら、強風にあおられていた。 耳には轟音。


Alice's Adventures in Wonderland
不思議の国のアリス。 折に触れて読み返したくなる本なのですが、イギリスでの旅で、白うさぎを見つけたのでウィーンに戻ってから一冊購入することに。 それが、なんとも言えない素晴らしい装丁で驚いたのでした。 8ユーロぐらいだったと思うのだけれども。 Macmillan Collector's Libraryから出ているものです。 金色の縁に、見返しはウィリアム・モリス。 カバーを外すと布張りです。 なんて美しいのでしょう・・・。 今後、英文の本を読みたくなったら、Macmillan Collector's Libraryで購入することを決めたのはいうまでもありません。 本当に素敵。 ちなみにこの白うさぎはクリスマスツリーのオーナメントのようですが、精巧に作られていて、重さがあります。 この本と一緒に届いたのは来年の手帳。 スマイソンはお休みして、デスク手帳も持ち運ぶための手帳もアイディアを書き記すための手帳もモレスキンで統一。 それと、とあるメゾンの手帳を計画用に。 来年は4冊で行きます(ものすごく「書く」ので、用途を分けないと訳が分からなくなる)。


Buchbesprechung
11月10日付のDie Presseにドイツ語のモーザーの史料集の書評が出ました。 かなり大きく扱っていただいております。 ありがたい。
seven sisters cliffs
もう1箇所イギリスで行くところとは、seven sisters cliffs。 グラストンブリーもseven sisters cliffsも魂の洗濯のようなものだな。 今は、なぜか、テレビ番組の構成を考える仕事をしているけれども。 経験としては面白いけれども、ナンジャラホイ。 さてさて頑張ろう。


new book
こちらの本が私の手元にも届きました。 オーストリアの大手紙die Presseに書評が掲載されるようです。 この本の魅力が伝わると良いなあ、と思います。 学問的に、とても深いのです。 さて、来週は、イギリスに行くことに。 グラストンブリーという街と、あるところへ。 今週末までにテレビ番組の構成を考えて、 明日までに展示の構成を考えて、 今日の夜までに初校を終える。