30. September 2020
今朝もランニングへ。 熱いアップルパイを食べたいな、と思いながら走る。 りんごを久しぶりに煮ますかね。 この年齢になって、随分年下の人から好かれるということが出てきて、ああなるほど、と思うことがある。 根拠のない自信があって、まだまだ野心のようなものが沢山ある男の人の可愛らしさのようなもの。 可愛いのは、可愛いだけで惹かれることはないのだけれども、有り難いな、と感謝する。 でも、大人になると、戦ったり、挫折したり、あれやこれや傷がついてもなお、その人が選び取ってきたものなどに惹かれるようになるのよね。 じんわりと伝わるものが良くなる。 ちょっと本当に休みたいな、と思う昨日と今日。 一つずつ仕事を進めていけると良いのだけれど。 出版社の人と来年の春に出す本、秋に出す本の打ち合わせをしていると弱気になりそうになるのだけれども、それをグッと堪えている感じ。 頑張れ、私。 穏やかな良い1日に。


29. September 2020 II
軽井沢に長らく滞在したウィリー・ザイラー。 亡くなった場所、亡くなった年がわからない人。 本の編集のお話をいただく。 明日、お返事を差し上げることにする。 ルシエンヌ・ボワイエ。 彼女の可愛らしくて柔らかい歌声が好き。 と書いていたら、今、この時間の夜に新聞記事のことで連絡をいただく。 とてもポジティブな内容でほっとする。 あとはいつ記事にすると良いか、ということだけみたい。 良かった。


29. September 2020
あるところからあることに関してオファーを頂く。 これで二箇所から頂いているかたちになるのかな。 選ぶのは、より新しい動きができるところ。 シェーンブルン宮殿にアトリエを構えている保全修復士の方から経過報告が送られてくる。 ヴィトゲンシュタインの妹のヘルミーネが分離派の会長も務めたホーエンベルガーに師事して共同で制作した大型の作品。 ホーエンベルガーは女性にも美術の世界を解放した芸術家でもあり、今、カルティエが入っている建物の上の階にアトリエを構えていた。 この夏は、夜にアイスを求めて外に出るたびに、そのアトリエのあった階を眺めていた。 大きな歯車が動いたなあ、と思う。 動いてしまうと前には戻れない。 休むこともできていないので、ちょっと胃が痛むけれども、覚悟を決めましょう。 と書いていたら、日本から送ってもらった荷物がドーンと届く。 7時にランニングに出たのだけれど、いつものご機嫌に配達してくれる郵便局の人の顔がやたらと頭に浮かぶので、あれ、これは荷物が届くのかな、と思って、引き返してきて良かったよ。 彼が郵便を配達してくれる時間は、新聞が配達さ


28. September 2020
雨。 寒い。 今の自分は、ソフトをバージョンアップするために一度電源を落として、再起動する必要があるのに、電源を落とせないまま動いているパソコンのようだと感じる。 他の人も同じかしら。 決めることが多いのだけれど、判断力と気力が少し弱っていて、実際よりも余計に大変さを感じてしまっているような感じ。 ちょっと休みたいな、と思う時の自分は可愛いものに耽溺する。 そのうちの一つが刺繍。 仕事が肩に重くのしかかっているのだけれども、少し時間を作って、また何かを作りましょう。 心に栄養を。 穏やかな良い1日に。
27. September 2020 II
夕方から日曜日も開いているプリントショップへ。 本みたいなボリュームのものが出来上がった。 対応してくれた店員さんがなんとか安くと思ってくれたようで、何かの割引を適応して下さり、50ユーロ分安くして下さった。 優しいなあ。 「作業中に少し見てしまったのですが、とても綺麗ですね」と言ってくれて、とても嬉しい。 「ありがとう。印刷もとても綺麗で嬉しいです。あなたの提案してくださった紙が素晴らしいです、ありがとう」と伝えたら、それまでぶっきらぼうな感じの口数の少なかった方だったのだけれども、照れたような感じで少し話してくれた。 本職は、ヘビメタかロックミュージシャンなのかな。 全ての指に尖ったゴツゴツしたシルバーの指輪がはめられていて、爪も綺麗に尖っていた。 髪はサラサラのロングヘア。 あの爪のデザインには何か意味があるのかな、どんな音楽を演奏しているのかな、と想像する。 良い日曜日の夜を、そして良い一週間を、と言っていただき、マスクの下の笑顔で別れる。 親切にして下さり、感謝。 ありがとう、ありがとう、ありがとう。 日が暮れた街を歩き、近所の応援した


27. September 2020
朝のランニングへ。 日曜日でも教会の朝7時の鐘が鳴っていて、寝坊はできないようになっているのだな、と思いながら走る。 誰かのことを好きで、好きで、好きで、大事過ぎて、失うのも怖くて、苦しくなってしまって、苦しいのはもう嫌だと思って、相手との関係を自ら終えてしまう。 もうこれ以上は頑張れなかった、という恋愛だけれど、こういうことは恋愛でなくても起きると思う。 大事なものを大事にするには、頑張れない時には頑張り過ぎないことも必要。 頑張らないと大事なものを大事にできないわけではないから、 頑張れないからという理由で、大事なものを手放す必要はない。 でも、そのあたりのことは本人にしかわからない。 人生は、命はその人のもの。 今は辛いね。 自分に優しく。 大切な人に優しく。 自分に優しくしてくれる人を大切に。 今日も穏やかな良い1日に。


26. September 2020 II
1日中、椎名林檎さんの歌を聴いていた日。 仕事も一つ完成。 いつもお世話になっているカメラマンさんにまたご実家で採れた洋梨をいただいたので、それと生ハムでサラダにする。 洋梨は前回の1.5倍の大きさで、数週間の間に随分大きく育ちましたね、と話したら、笑っていた。 とても甘くて美味しい。 今夜はそれと胡桃のスパゲティ。 なぜかお正月みたいな日。 今日も良い1日でした。


26. September 2020
可愛いものがたくさん。 眼福。 この歌も可愛い。 中原淳一さんの本を書庫から持ってきて、眺める。 今日は可愛いものに一日囲まれていましょう。 一番下の弟がお誕生日なのでメールをする。 仕事も元気に頑張れているようで何より。 穏やかな良い1日に。


25. September 2020 II
520ページ、完成。 ものすごく時間がかかったけれども。 わはは。 なんだったのだろう、あの当初の自分の予測よ。 Madame Butterfly オペラ座での公演、観てみたいな。 来年かな。 今日はとりわけ良く頑張りました。 最前は尽くした。
25. September 2020
朝からずっと結構な雨が降っている。 母から連絡があり、アメリカのトールペイントの試験に合格したらしい。 10年くらい挑戦していたのかな。 毎回、ちょっと点数が足りなかったという連絡を受けていた。 そういう壁を超えられることって、すごいことなんだよね。 素晴らしい。 私も仕事を頑張りましょう。 今日も穏やかな良い1日に。