
友人にプレゼントを見つける。
こちらから日本に送ると一月以上かかるので、日本のオンラインショップで。
実用品だけれども、そう見えない、ちょっと可愛いもの。
お洒落な友人なので、きっと素敵なものを一つは持っていると思うのだけれども、いくつあっても、まあ、困らないかなあ、と思うもの。
実家にもあるものを送る。
こちらは美味しそうなもの。
人間の元で治療を受けていたペンギンが海に戻るように、本来の場所に戻るイメージが今年に入ってから、ずっとある。
今はまだ、縛られていたものから自由になったことを浜辺をうろうろしながら不安に思っている感じ。
抽象的な意味で、明らかにここは自分の居場所ではないのだな、と急に分かることがある。
それは、良い悪いとかどちらが優れているということとは関係なしに、人生の青写真が違うだけのことなのだと理解する。
これまで特別に価値があるものとされてきたものがフラットになると、
高さではなくて、シェアの広さが問題になるのだろう。
波及効果の高い何かがひとの耳目を集めるようになる。
高さが好きな人は、高さがなくなっても、それを本当に好きですか?と問われるようなことが始まるかもしれない。
自分の価値をそこで判断していた人には、少し辛い時間が始まる。
競争で勝つことに自分の価値を見出していた人にも辛い時間が始まるのではないかな。
これからはオリジナリティ、ユニークネスといった唯一無二のものが価値を持つ。
比較の世界なら、飛び抜けていることが必要になる。
世の中の流れとして、縁の組み替えみたいなものがどんどん進んでいるし、
ずっと、と思っていたところに、ある日突然、接点を感じなくなったりもする。
私の中では完全にあらゆることが流動化しはじめていて、世の中の色々なことが形骸化していることを感じている。
それは正直なところ、体の中で内臓の位置が変わるかのように気持ちが悪いこと。
でも、もう、そうなっている。
今年はみんな、大変だろうな。
感覚としては、ずっと海に浮きながら、その波に揺れているような感じ。
自分で決められることと、そうでないことを見極めながら、自分の人生が流れていく方向に流れていくこと。
その過程では、誰かとつないでいた手を離すこともあるだろうし、誰かと新たに手を繋ぐこともあるだろうし、その時間はたった1時間かもしれないし、10年かもしれない。
その中で信頼がテーマとなるだろう。
他者を信頼できない人は、メンタルの問題を抱えてしまうかもしれない。
それくらい孤独が迫る世界になりつつある。
誰かの存在を心の中でどれだけ確実な関係として描けるかどうか。
それは、自分のあり方と関係している。
不思議なことが始まったものだよ、と思うのだけれども、私にはこれがなぜか楽。
縮こまっていた身体や心がどんどんのびのびしてきて、生きやすくなっている。
何かに無理やりしがみついて、流れに逆らうようなことなく、ぐんぐんと流れていきましょう。
今日も良い1日でした。


イギリスで暮らしていた時に毎週末焼いていた食パン。
美味しいパンがなかったので、毎週末にパンを生地から捏ねて、焼いて、厚切りにカットして冷凍していた。
ドイツ語圏はパンは美味しいので、ドイツでもオーストリアでもパンを焼いたことがないのだけれど、
ミルク食パンのようなものを焼いてみようかしら、と思う。
あるいはメープルシロップを生地に練り込んだくるみ入りのパンも良いなあ。

槇原敬之さんに今起きていることを昨日知った。
歌詞を聞いていると、1の痛みが100ぐらいに響く方なのではないかな、と想像する。
何かに触れると反射的に感情が揺れ動いてしまう感じなのかな。
それに振り回されて、疲弊してしまうのかもしれないな、と思う。
別れに関する歌が多くて、その世界にチューニングしてしまうと、孤独が迫ってくるので、精神衛生上あまりよくないのだけれども、孤独の深さと感受性の強さは比例しているように思うので、こんなふうに人と人の間に横たわる距離やクレバスのような断絶について思いを馳せる時間が長いと、なかなかしんどいだろうと想像する。
復帰を楽しみに待ちましょう。
社会は、何度でもやり直しを許すように。
人は失敗するものだもの。
何度でも。
保険会社の人と今日もメールでやりとりする。
なんだか友達みたいだな、と思いつつ。
いつも丁寧に対応してくださり、ありがとうございます、週末はゆっくり休んでくださいね、と書き送ったら、また絵文字入りのメールが届いて、早速手続きを進めているからね、というメッセージとともに優しい言葉をかけていただく。
ありがとう、ありがとう、ありがとう。
今日も穏やかな良い1日に。
中学生の頃に好きだった曲。
槇原敬之さんの歌詞は真っ直ぐで、今聴くと、今の自分の考え方に少なくない影響があるように感じる。
色々、色々、色々あるけれども。
明るくまいりましょう。
今日も良い1日でした。