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午後に少しだけ外出。

いつものお店で蝋燭とちょっと可愛らしいものを買い求める。

イギリスの家をモチーフにした缶で、その缶を開けると家の内側が見られるようになっている。

まるで舞台装置みたい。

お店の人と少しお話をしていたら、可愛らしいプレゼントをくれた。

プロヴァンスのオレンジのとても素敵な香水。

ありがとう、ありがとう、ありがとう。


それから、先生とお仕事の話をする。

こんなに考え方の基本が同じ人とお仕事をご一緒させてもらえることは本当にありがたいことだと思う。


ある部分が絶不調というか、蓄積疲労を起こしていて、故障している感じなのだけれども。


心の弱い人間は、モラルをなくす。

モラルをなくせば、人間性を失う、自分を失う。

そう、アウシュヴィッツを生き延びた方の手記には書かれていた。

そして、ひとは、誰か1人にでも愛されていれば生きていけるのだと。

その愛には友情も含まれる。


モラルとは、正義というより、美意識のことではないかと思う。

何をしてよくて、してよくないかというのは他人から、外から強制されて決めることではなくて、

自分はどういう人間でありたいかということ。


もしも、パンを盗まれたら、それを許せる自分ではありたいと思うけれど、自分はパンを盗む人間にはなりたくない。


自分という人間への愛着は、命よりも魂の状態への愛着にあるのではないかと思う。


アウシュヴィッツを生き延びた方や先生のような方を心の中のお守りにしましょう。


自分の好きな自分で生きていきましょう。



寝室のある一角。

好きな場所。


夜はまたタイカレーを作る。

くたくたになるまで火の通ったナスやパプリカ、ズッキーニ ってなぜあんなに美味しいのでしょう。


朝は温めた豆乳。

ランチにはアボカド。

アボカドは有機栽培のものが美味しいことがよくわかったので、最近は毎日これを食べている(体に良いのかわからないけれど)。


うちにはラジオもテレビも置いていないので、その使用料を払っていないのだけれど、一年に一度、チェックが入る。

昨日、ちょうどそのチェックをする人が抜き打ちで来たので、持っていないんです、と答えたら、一つも?と尋ねられたので、あ、よかったら、ご覧になりますか?と家の中に招いたら、その人が廊下でふっと吹き出して、普通、みんな、それを嫌がるんだよ、あなたのことは信じるよ、ありがとう、と言われた。

ラピュタに出てくる誰かに似ている人だった。



仕事の喜びを減らさないように。

生きていることの喜びを減らさないように。


自分を大切に。


ドイツ語のある史料集の出版は、2022年3月を目指すことにする。

この本は、日本でも宣伝しましょう。

この史料集の入稿は、青木の自伝とあわせて12月を目指しましょう。


仕事で頭が硬くなっているので、一冊、短い小説をドイツ語に訳すことを決める。

以前から挑戦してみたかったこと。

こういう楽しみの仕事がないとね。


能力を磨きましょう。

芸術的なレベルで美しい仕事ができるようになりましょう。


今日も良い1日でした。



​Autorin 
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