
重い仕事を今日中にいくつか終える必要があって、気持ちがなぜか落ち込んでしまったので、この香水を久しぶりに手に取る。
最近はもう少し繊細な香りの方を好むようになり、外出時には滅多につけないのだけれども、気持ちが上がる香水の中では今でも不動の一番。
オーダーしていたピンク色のカシミヤのセーターが届き、形も肌触りも色もとても気に入ったので、同じセーターの淡いブルーも注文する。
冬は、一枚でさらっと羽織れて、暖かくて、チクチクしない洋服があると有り難い。
頑張りたい時は、とにかく自分の機嫌をとる。
今の自分にふさわしいと思うものをどんどん与えて、効率を上げることを優先する。
本当に苦しい時の一番の応援団は自分であること。
頑張る自分を応援できるようになると、自分との揺らがない信頼が築かれてゆく。
そのことを私はよく知っている。
頑張れ、自分。

朝のコーヒー。
フィルターで直接カップに淹れたら、並々に(カップを移動させたら少しこぼれた)。
ようやく6時間眠れるようになったので、久しぶりに朝のランニングへ。
汗が冷えてからものんびり散歩をしていると、風邪を引きそうな感じがしたけれども、身体を動かすのは気持ちが良い。
通りにはクリスマスの電飾が施されて、あっという間に冬が到来したかのよう。
外出規制は避けたいようなのだけれども、このまま感染者数が増えると十二月には病院のベッドが足りなくなるらしい。
飲食店、室内で大規模の興行を行う場所が一番大変だと思うのだけれども、近所の小売店が次々にお店を閉め始めている。
気付いたら空っぽになっている店舗が増えている。
いつもお世話になっている蜂蜜専門店で蜂蜜の蝋燭と紙袋の底が抜けそうなサイズの瓶詰めの蜂蜜を買って、胸に抱えて帰宅する。
もう少し売り上げに貢献することを考えた方が良いのかな、と思いつつ。
なくなってからでは遅い。
こういうことって、何もかもお互いさまなのだと思っている。
お世話になっているドイツの出版社のある編集者の方のご主人が亡くなられた。
末期癌だったらしい。
ご主人やご家族の写真も添付されていて、若すぎるなあ、と思う。
週末にそのメールが届き、なぜ、私に知らせてくれたのかな、と思い、どのような立場なら寄り添える言葉を伝えられるのかと逡巡していたのだけれども、今日、お返事を差し上げることにする。
穏やかな良い一日に。

ウィーン・フィルは来月の日本公演を敢行するのかな。
14日間の隔離期間を逆算すると、そろそろ出発するような感じなのかな、と想像する。
もしも敢行するなら、とにかく関係者の皆さんの無事を祈るばかり。
大変な中にも、どこかに良い思い出の詰まった演奏旅行となりますように。
日本の美味しいものを召し上がることのできる機会はあるかしら。
ある文書がどっさりと送られてくる。
2、3点だと聞いていたけれど、40点ほどあって驚く。
親切に一部翻刻文も送ってくださった。
城主とあるお城のアーキヴィストの方が従兄弟で、その方と先生がお仕事をご一緒している関係で、私まで調査において助けていただいているのだけれども、本当に有り難いな、と思う。
今日は久しぶりに晴れ。
穏やかな良い一日に。
























