
いつかの春。
晴明の校正が続く。
表紙のデザインが送られてくる。
とても綺麗。
マットな仕上がりでお願いする。
編集者の人の教養の高さに惚れ惚れする。
サンスクリット語のスペルのaとoを直してくれるところとか、もう凄すぎて笑ってしまう。
中国語のピンインも直してくれたし、日本語の読みをちょっと打ち間違えていたのも直してくれた。
本当にすごい。
こういう人とお仕事をさせてもらえることが本当にありがたい。
謝辞できちんとお礼を述べているけれども、彼の助けがなければこの本は完成しなかったでしょう。
89歳の人の本も担当していて、今日の午後はその本をその人に届けるのだとメールがあった。
この編集者の人は、日本が好きで、よく旅行に行っていたのだそう。
好きということには力があるのだな、としみじみ思う。
土岐さんの声に聴き惚れる。
この歌は、とても好き。
ちょっと切ないけれども。
今日も良い1日でした。

今朝起きた時は、この音楽が頭の中に流れていた。
何も手掛かりがなくて、資生堂のコマーシャルで流れていた曲だったかな???という感じで調べてたどり着く。
日常の基礎となるものを新調している。
あまり考えずに食器とか、部屋着とか、あれこれ。
変わらないでいるというのは、無理。
ひとは変わる。
流れていく。
今日も穏やかな良い1日に。

深夜のお花。
昨日(というよりも今日)、徹夜みたいなことをして、早朝から仮眠を取り、目が覚めたら、雪が降っていた。
ベッドの中でぼんやりしながら空を眺めていたら、不思議なものが飛んでいた。
上下に動かずにそれなりのスピードでスーッとまっすぐに移動して、消えた。
UFOは飛んでいても、驚かないけれど、偵察にきているのだとしたら、地球は本当に大変なことになっているのではないかしら、と思う。
空気が冷たかったけれども、晴れたので、頭をすっきりさせるべく、午後から少し外に出る。
お花と食料品をたくさん買い込み、帰宅し、家の掃除をする。
お花は、このほかにもラナンキュラスやフリージアの花束とピンク色の薔薇を買い求めた。
父方の祖父がフリージアが好きだった。
良い香りなのよね。
仕事の相談をするために訪ねてきてくれた先生がザッハートルテを差し入れてくれた。
外のベンチで座って食べていたご夫婦を見て、お土産に、と思いついたのだと話してくれた。
ありがとう、ありがとう、ありがとう。
オーストリアの毎日の新規の感染者数が3000人前後を推移している。
ウィーンは、病床がもう足りないらしい。
それでも、街に出ると、以前の切迫感は感じられない。
むしろ、色々なデモが行われていて、足並みが揃わなくなっている。
レストランやカフェ、劇場、コンサートホールなどの営業は4月のイースター休暇明けに再開される見込みだけれども、どうなるのかしら。
月曜日に話し合われるみたいだけれども。
今日から頭がさっぱりと切り替わった感じがするので、明るい方向を眼差して、進んでいきましょう。
今日も良い1日でした。
























