
お花屋さんへ。
とても綺麗な桃色に一目惚れしたラナンキュラスと同系統の色合いの薔薇を包んでもらう。
その足でアウガルテンへ。
いつもの店員さんと少しお話をして、必要だったものを購入する。
この桃色と同じ色のお皿が新商品として紹介されていて、とても惹かれる。
良いなあ。
白色のお皿がとても映える。
その店員さんにこの桃色はあなたらしいですねと言っていただき、以前、あるお店でペンケースを買った時のことを思い出す。
本当は紫色を所望していたのだけれど、その店員さんにあなたはこちらだと思います、と言われて、桜色のペンケースを購入したのだった。
そのペンケースを使い始めてから、14年が経つ。
もう廃盤になってしまったもの。
ブティックでクリーニングに出すとフランスに送られて一年戻ってこない可能性があるらしく、それは困ると思い、少し汚れてしまっているけれど、そのまま使っている。
とても気に入っているので、生涯、もうペンケースを買うことはないだろうと思う。

アウガルテンのリボンとネックレスが同じ色。
優しい、穏やかな気持ちで過ごせますように。
今日も穏やかな良い1日に。

終わりは始まりというのは本当だなあ、と思う。
まだ、晴明は終わってはいないのだけれど、大きく意識が変わったのは確か。
10年も抱えていた仕事だから当たり前かな。
私のドイツ語の仕事の一つの集大成。
自分で読んでいても、すごく良いな、と思う。
そう思えることはほとんどないので、私には本当に珍しい。
そして。
まるで、今年は今日から始まったような感じ。
やっと頭がクリアになって、これからの時間で達成したいことをようやくリアルに思い描けるようになった。
変わらざるを得ない節目というものは度々やってくる。
細胞から変化するような成長を果たす必要に迫られる時。
今までの自分とのはっきりとした断絶。
グズグズとした甘えとか自己憐憫とか、怒りや悲しみ、後悔。
もはや何にもならないのに行動を緩慢にする心の重荷を捨てて、きっぱりと未来に向かって生きましょう。
これからを決めるのは、今。
今日も穏やかな良い1日に。

お目当てのお店は残念ながら閉まっていた。
こうなったら一層のこと、一生使おうと思っている腕時計を買ってしまおうかしら、と先生に話したら、先生の方が驚いていた。
あることを達成したら買おうと思っている腕時計。
驚いた先生は、だったら早く達成しましょうと言っていた。
色々なことがあるけれど。
私の3ヶ条はこれ。
1)自分を幸せにすること
2)仕事と大事な人たちを大切にすること
3)遊びのようにどんどん挑戦すること
他のことは、まあ、それなりで良いのです。
倫理的なことも、まあ、それなりで。
社会の規範に縛られすぎるのもどうかと思う。
人は、自分に正直に、他人に寛容でいられるように努めて、お互いに幸せに生きるのが良いと思っている。
誰も誰かや何かの犠牲になって生きる必要はない。
私自身は、全く正しくも完璧でもない。
欠陥だらけだと思うけれど、それで良いと思っている。
自分が人に変化を強制されることが嫌だから、人を変えようとは思わない。
自分が間違えたと思ったら、改める、謝る、直す。
失敗することは許している。
頑張ったらどうにかなることと、
頑張ってもどうにもならないこと。
その区別がつかない間は、諦めなくても良い。
優先順位を明らかにして、生き方を工夫していれば、ちょうど良い塩梅の道を切り開けることもあるから。
理想に縛られることなく、意固地にならずに、大切なことを大切にできますように。
人生におけるあらゆることを工夫できる心の柔らかさを大事にできますように。
今日も良い1日でした。
























