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Prof. Dr. Peter Pantzer


先生の仕事をまとめることもしているのだけれども、凄まじいなあ、と思う。

こんな人、他にいるのかな。


常日頃から思っていることだけれども、人間の大きさが違う。

私たちがアジなら、シロナガスクジラみたいな感じ。


この年齢でパソコンを使いこなし(すべてのキーを人差し指で打っているところが可愛いのだけれども)、わからないことがあれば、アップルストアのジーニアスへ行き、学んでくる。

無料で教えてもらったり、助けてもらった時は、ランチ代を渡すのだそう。


たまに先生の研究を修正するような研究が出てくるけれども、そのような人がちょっと不遜な態度をとっているのを見ると、アジで終わってしまうのかな、と思う。


ゲーテは、こう言っています:

忘恩はつねに一種の弱さである。わたしは有能な人たちが恩知らずであった例を知らない」


あらゆることは、「巨人の肩に乗って」なのだと思う。


先生の凄まじさは、とにかく仕事人間であることにあって、他の欲がゼロということにある。


いつも、いつも、いつも人助けをして、自分は助けてもらうということがない人のようだったので、それならば私が助けましょう、というところで始まった最小単位のチームだけれども、色々と学ぶことが多かった。


お金でも能力でもなんでもそうだけれど、持っている人のところには欲しい人がやってくる。

そして、与えてもらったことへの感謝も忘れて、去ってゆく。

持っている人は仕方がないと思っているかもしれないけれど、でも、人間なのよね。

いつも与える経験をしていれば、疲弊する。

何か他の形でも与えてもらう経験を人間として必要としている。


優しい人に無理をさせることが嫌いなのは、この辺りのこともある。

優しいのは、生まれつきではなくて、そうあろうと努力しているから。

それに甘えることは、アジ以下のプランクトンだぞ、と思う。


本来、私は先生のように親切でも優しくもない。

それでも先生の方針で仕事を一緒にしてきたのは、尊敬しているから。

あらゆることにおいて、先生の方針を尊重してきたように思う。

おかげで、これは私の経験ではないだろうな、と思うような経験を良くも悪くも積ませていただいてきたけれども、他の生き方というものを学ばせていただくことで、世界の見方が少し変わった。


先生の仕事は残す。

それが後世にとっても良いことだから。

これが、私の最初のとても大きな仕事なのだと思っている。

それが終わったら、親切でも優しくもない、とても冷たいところのある私に戻るでしょう。


人は皆、自分の宇宙、暗闇に光る星を頼りに進む。

その暗闇を見つめられるだけの強さがなければ、自分というものは生きられない。

先生は、私が私の宇宙を生きていく上で、先生自身の宇宙を生きているとわかる仲間のような人なのだと思っている。

星の王子さまのような世界だよね。

別の惑星に住んでいるけれども、顔が見える距離の惑星に住む隣人のような存在。


コロナのことがあっても、なんの影響も受けずに適応して、淡々と仕事をしている先生を見ていると、見事すぎて笑ってしまうのだけれども、元気でいて、進めるだけ進んで欲しい。

先生の仕事は残る。


私も、私の地図で進みましょう。


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