9. Oktober 2020
うんと年上の友人から、このお店で返品せざるを得なかったものがあり、その時に現金の代わりに渡されたというGutschriftを譲ってもらう。
そのお礼に友人のお誕生日のお祝いごはんを作ることにする。
デザートは何が良い?と尋ねると、エンガディナーのオーダーが入る。
私が作れる焼き菓子では難易度の高いもの。
シュークリームなどの膨らませるタイプのお菓子の方が実は簡単で、フィリングを別に作る必要がある重めのお菓子は工程の中にいくつか間違えてはいけない作業があるので、少し気が張る。
問題は、それを作る時間を作れるかということ。
エンガディナーはウィーンで見たことがない気がするので、久しぶりに作ってみるかな。
ブログに書いていることは日常に起きていることの5%で、今年は本当になんだか不思議な一年だった(まだ、3ヶ月弱あるけれど)。
本来の自分の働き方ができなかった印象が強い。
いつもだと身体を壊すぐらいには機械的に働けてしまうのだけれども。
でも、ようやくアクセルを踏めるかな、という気がする。
今年は、自己変革の年だったかな。
おかしくなっていたところを元に戻すような、整体を受けた一年。
今日中に史料翻訳4点。
と思ったら、それどころではなくて6点終えないとどうしようもないことが判明する。
結構な分量があるけれども、専門用語を除けば、今の私には読めない時代のドイツ語の文章はないのだわ、と自分を鼓舞しつつ。
珍しく焦り始めているのは、一人で色々な役割を担っているからだと思うけれども、頑張れ、私。
今日は史料翻訳の日と決めて、一気に進めましょう。
そういう特別な意味を持たせて1日を過ごすことは、実に楽しい。
穏やかな良い1日に。
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