8. Mai 2021

いつかのストーンヘンジ。
イギリスは故郷という感じがする。
ロンドン、エジンバラに「戻りたい」。
元気で若いうちに世界のいろいろな場所を訪れることができて良かったなあ、有り難かったなあ、と思う。
自分を作るのはやはり若いうちなのではないかな。
若いうちの経験は、その後の人生の作り方や感じ方、楽しみ方などのアイディアを授けるのだと思っている。
うまくやろうと思わずに生きるのだ。
これからは成功の概念も多様化するので、誰かに、世の中に認めてもらうために何かを証明するという生き方は辛いばかりで、虚しいこととなると思う。
自分の希望を実現するのだ。
まだ、自分が希望する居場所や仕事が世の中にないのなら作るのだ。
すべて生み出せる。
とりわけ若い人は、そんな風に生きていくと良いと思う。
あるものに合わせていくのではなく、ないなら、作る。
それができる時が来ているし、今の若い人を見ていると、それができるように思う。
私の世代の40代もまあまあ古いので、これ以上上の世代の評価を気にせずに、生きていくといいよ、と思う。
40代以上上の世代は、多かれ少なかれ自分を大切にしてもらえない社会というものを生きているから、傷ついているのよね。
されて嫌だったことを他の人にするのか、されて嫌だったから他の人にはしないのか、というところで生き方が分かれるけれども、我慢してきた分の何かを回収したいと思ってしまうのだろうと思う。
とりわけ男の人には社会での成功へのプレッシャーがものすごい負荷としてあるのはよくわかる。
私の世代は世知辛さ、実力主義というところも知っているから、競争意識も強いので、それが他者への敬意のなさに繋がっていたりもして、40代以上の世界では相変わらず心の傷が量産されている印象がある。
本当は、もう、他者に勝たないと生きていけないのではなくて、
他者に愛されないと生きにくい世界になっているのだけれども。
もう、人間関係における支配が機能しない。
各国の政治を見ていれば、どの国に未来があって、ないのか、ということがわかるよね。
損得を考えると支配されるけれど、好き嫌いに正直に生きれば支配されない。
自分に正直に生きて、これ以上、心の傷を増やさず、誰かの心を故意に傷つけることなく、
他者を愛する余白のようなものを持って、生きることができれば、
あらゆることがうまく回るのではないかな、と思う。
未来を作るのは、若い世代の人たちだと心から思う。
今、私が10代や20代だったら、良かったなあ、と思ったりするけれど、
私は私で、ここをスタートに新しい世界のあり方に調和して生きていきたい。
これからの人類のキーワードはエレガンス。
私ももう少し大人になって、ここを目指しましょう。
自分であること、個人であることは、これからも変わらず大切にしていきます。
穏やかな良い1日に。
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