3. Dezember 2020 II

アルベルティーナ美術館で見つけた手提げ。
デューラーのウサギ。
持ち手が短くて、とても可愛い。
来年は、梶井基次郎の『檸檬』をドイツ語に訳す。
これは楽しみ。
本当のことを言えば、今は少し空っぽの時間を過ごしたい。
でも、来年の12月がゴールの仕事が進んでいる。
本の仕事が3冊か4冊、展示が2つ、図録の監修が1冊。
その時間軸があるけれど、私は来年、新しい方向に舵を切る。
これまでのことと新しいことが、ある地点から同時に走り出すのだろう。
正直を言えば、これまでのことをやめてしまいたい。
そのことには十分すぎるほどの理由があるけれども、誰かに言えるはずもなく。
責任のある立場での仕事なので、その責任は全うする他、選択肢はない。
どうにかそれを楽しみに変えられますように。
と書いていたら、この建物の管理人さんからメール。
昨日のガス点検の報告と私の家の何かの修理が必要とのこと。
その修理の相談なのだけれども、彼が全て手配してくれるらしい。
親切だな、と思う。
いつもなんだかとても親切な人だと思う。
今日も良い1日でした。