9. September 2020
今朝はよく寝た。
疲れが身体に溜まっていたみたい。
その疲れのレイヤーが取れたような感じ。
夢では、誰かと一緒にチョコレートを食べていたけれども、誰と食べていたのかは思い出せない。
そのチョコレートは、とても美味しかった。
中学生の頃の英語の先生のことを思い出す。
毎日、とてもきちんとした服装をされていた先生。
アイロンをかけたシャツをミモレ丈のスカートにインするスタイルで、ウエストの細さが際立っていた。
最近、似たような服装をすることが増えているのだけれども、少しでもお腹が出るとダメなスタイルだということがわかり、改めてその先生のきちんとしていたところを尊敬する。
お化粧も毎日きちんとしていて、肩までの髪も綺麗にブローされていた。
面白かったのは、男言葉で話していたところ。
見た目と声が完璧に女性なので、そのギャップが逞しかった。
外国語ばかりを学ぶ県立の高校に進学することが決まり、卒業式の時に挨拶に伺ったら「宮田、語学に近道はないぞ。コツコツコツコツ学ぶんだ。お前は、いつか世界に出ていけるよ」と言われた。
あの頃は、海外に出るということは、まだ本当に大変なことだったのかもしれない。
今もビザのことなどがあるけれども、それでもあの頃に比べれば門戸が開かれているのだと思う。
近くビザを更新する。
今のビザはちょっと特殊で、高度技術なんとか者に発給される、なんとなれば起業しても良い、とても条件の良いビザなのだけれども、それを更新できるだけの条件を再び整えられたのは、兎にも角にも周りの人のおかげ。
私は本当に人に恵まれている。
応援してくれる人がたくさんいる。
いつかと言わず、もう、自分もそういうことができるような人間へと変わりたい。
そのビジョンとともに、これまでの目標だとか、希望だとかを点検して、更新する日々。
若気の至りによる欲望を抱えたまま、希望だと勘違いしていないか、とか。
子供の頃の何か、とか、以前の満たされぬ思いを満たすために今を生きるのは、もったいない気がする。
手に入れたら興味が失われるものは幻影。
叶ったら目が覚めてしまうものやことを目標だと思っていないか、と自分に問う。
変な言い方だけれども、人生は量より質で、そのあたりの判断ができるのは本人だけなのだ。
今回、ビザが更新されたら人生が変わる。
日本からドイツに旅立った時と同じくらいのインパクトがある。
大きな節目。
今日も穏やかな良い1日に。