28. August 2020



朝のランニング。
ぼうっとしていたら、スプリンクラーの水を盛大に浴びた。
一瞬にして、眼鏡もビショビショ、髪はシャワーから出てきたかのように濡れる。
持っていた上着はそこまでひどく濡れなかったので、それを羽織って歩いていたら、そんな日に限って、国立図書館の知り合いの職員さんとすれ違い、この時間のここは大変なんだよ!と笑いながら声をかけられる。
すっかり身体が冷える。
大きな松ぼっくりができる、いつもの木に何やら新しいグリーンのものが。
クリスマスツリーの蝋燭のことを思い出す。
クリスマス。
12月。
あっという間のことだろうな。
この公園にたどり着く前に電動スクーターで飛ばしていた名誉領事とすれ違った。
この間は、ピンクのリネンのシャツに白いパンツ、今朝は黒のシャツに黒のパンツ、黒のサングラス。
いつも胸元を大きくはだけていて、裸足に革靴というスタイルで、なんとなくイタリアのファッションが好きなのかな、と思いながら眺めている。
今日も穏やかな良い一日に。