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9. August 2020


4時に起きて、思い立ってチケットを購入して、6時の電車に。

ザルツブルク音楽祭でウィーン・フィルが演奏するマーラー交響曲第6番を聴きに行く。

ネルソンスさんの指揮。

彼の背中は同じ学年とは思えないほどに大きい。

約半年で世界は大きく変わったな、と思う。

ヒールであの辺りを歩く元気がないな、と思い、サマーウールのスーツのパンツとレースアップシューズ、それと白いシャツで出かける。

演奏のことは私が言うまでもなく。

なぜかある箇所でものすごく気持ちが揺れてしまい、驚く。

あれも楽器なのかな?と言うような打楽器など(お餅つきの時に使う杵のようなもの)、色々な楽器を一人で担っていた奏者の方には演奏後に拍手喝采が贈られた。

奏者の人同士も健闘を称えるようなやり取りがあって、あの雰囲気がとても好き。

マーラーもブルックナーも先生が好きで、昔、ボン大学で仕事をしていたときは研究所のオフィスでよく流れていた。

交響曲第6番は頻繁に聴いていた。

ベルリン・フィル、アバドの指揮のCDだったように思う。

正直なところ、私はマーラーもブルックナーも苦手だったのだけれども、最近になって好きになりつつある。

年齢的なことかな。

休憩なく演奏するのは指揮者の方も奏者の方も大変だと思うのだけれども、色々な対策を取ってくださるおかげでコンサートにも伺える。

ありがたいことです。

コンサート後は、少し教会で考え事をして、また駅に戻り、ウィーンへ。

こういう時の自分のフットワークの軽さは褒めてあげたい。

今日も良い1日でした。

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