efficacy
驚くほどの低空飛行を続けていたら、大好きな方から電話がかかってきた。
「ご無沙汰してしまっていて、ごめんなさいね。お元気?ねえ、お食事をご一緒しましょうよ。あなたに会いたいわ」
「是非。私もお会いしたいなと思っていたんです。来週のご都合はいかがですか」
その方のおかげで、ふわっと戻れた。
いつも、まっすぐにあなたに会いたいと言ってくださることがとても嬉しい。
人の噂話や自分のことを聞かれることが苦手で、テーマを持って話せる人としか仕事以外では会いたいとは思えないところがある。
そのために気楽に会える人というのはどうしても限られてしまう。
最近、ちょっと人の話を聞きすぎたり、悲しいニュースが続いたり、思いも寄らない他所様のご家庭の問題に関係してしまって、それらにより凹んだところを隠しながら安定させようとしていたために低空飛行になってしまっていたのだな、と気づく。
基本的に映画も負担に感じやすいので観れないし、歌詞がある歌をなんとなくは聴けないくらいには弱いところがあって、日常生活を送るだけで自分のキャパシティーは十分に使ってしまっている。
感動なら良いのだけれども、おおよそ全ての感情が悲しみに変換されやすいので、悲しみが溜まりやすい。
だからこそ、resilienceに気をつけているのだけれども。
と書いていたら、あるところの名誉領事と来週、会うことになった。
彼のウィーンのオフィスが私の自宅から目と鼻の先にあり、近所のカフェで会うことを決める。
あるプロジェクトに関する相談。
幅広いネットワークを持っていて、いろいろなことのコーディネートが得意なビジネスマンだからぜひ会うようにと言われたのだけれども、確かにメールの返信が早い。
さてさて。
どうなるかな。
今日も良い1日でした。