17. Juli 2020 II
いつぞやの猫さん。
猫みたいな女性という通俗的な意味ではなくて、猫のようであるというのは、なかなか良いことなのではないかと思っている。
高校生の頃に谷川俊太郎氏の訳した『大事なことはみーんな猫に教わった』という本を読んだのだけれども、わかるなあ、と思った。
特に深いことは書かれていないのだけれども、猫の気分になって好きだと思う人というのは、自分が本当に好きな人間だという気がした。
母から荷物の発送の知らせを受け取る。
ありがとう、ありがとう。
私のトンチンカンなところと愛情が深いのは母譲り、私の勝負強さと気の強さは父譲りだと思う。
顔の作りや歴史が好きなところは父方の祖父から譲ってもらったもので、お料理やお裁縫などの暮らしのことが好きなのは父方、母方両方の祖母から譲ってもらったもの。
言語に強いのは、生まれる前に亡くなった母方の祖父から譲ってもらったものではないかと思う。
弟が二人いてくれて、私の人生は本当に良かったと思う。
長女らしいところが私には全くないのだけれども、お姉さんらしく振舞うことを多少は許してもらったことが、自分の成長を促してくれたと思っている。
仕事はひとまずやり終えた。
集中している時の自分は別人で、知らない人のようなのだけれども、それが途切れるときの脱力感たるや。
今日も良い1日でした。