Sommeranfang

あろうことか徹夜をする。
でも、まったく平気。
写真は中庭のふわふわに咲いた紫陽花。
今年は何というか、一つ一つが大きく見えるのだけれども気のせいかしら。
先日、テラス席で友人と食事をしていたら、ボルサリーノをかぶった管理人さんがその道を歩いてきた。
帽子を外して、胸のところに当てて、会釈をして、また帽子を頭の上に戻す。
紳士的な振る舞いと帽子とコートに特別なこだわりがある人のようで、真冬は特徴のあるつばの大きな帽子をかぶって、中世を舞台にしたドラマなどで目にするようなマントを身につけている。
実は、ある頼みごとを忘れてしまっているようだったので、そのことを伝えたら、ものすごく慌てていて、その後ろ姿を見送ったらば、首が真っ赤になっていた。
律儀だな、と思いつつ、だからこそ今の職場のあれらの仕事が務まるのだろうと思う。
頭の中にどんどん降りてくるイメージやアイディア。
正念場。
今日も穏やかな良い1日に。