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Neue Frisur

なんとなく良いかな、と思った美容院に予約を入れて、髪を切ってもらう。

染料やシャンプーなどが全てBIOのものだというお店だったので、良いかな、と思って。

でも、ちょっと面白かった。

ヘナのカラーをお願いしたら、ものすごく丁寧に染めてくれた。

それはよかったのだけれど、髪を洗ってもらうときに、ものすごくムーディーなランプが灯る妙な個室に通されて、なんだろうなあ、と思いながらシャンプー台に座ると、その椅子が動き始めて、全身のマッサージチェアだということに気づく。

サービスのつもりだと思うのだけれども、マッサージがそもそも苦手で、ムーディーな雰囲気とあわせて自分の置かれている状況がおかしくなってしまい、笑いをこらえきれず、仰向けの状態で携帯を取り出して、何か面白いメールがきたかのように装う。

シャンプーやコンディショナーがBIOの製品であることをまるでワインのボトルを見せるかのように、マッサージチェアに横になっている私に見せてくれるのだけれども、とにかくその全体の雰囲気が可笑しくて、吹き出すのを我慢しているお腹が震える。

トリートメントをお願いしたら、トリートメントをなじませている間、コーヒーでも、ということになる。

身を起こしてコーヒーカップを受け取るも、その間もマッサージチェアは動き続けていて、お尻が痛い。

しかも、ソーシャル・ディスタンス的な理由で、コーヒーを届けてくれるや否や美容師さんがいなくなり、ムーディーな個室に一人取り残されてしまう。

あれこれ妙でとうとう吹き出してしまった瞬間に、店長さんが様子をみにきてくれて、慌てて挨拶したら、やたらと元気の良い挨拶をしてしまい、すごくご機嫌なお客さんになる。

いざ、カットという段で適当に短くしてください、とだけお願いしたら、トップ・スタイリストだというシュッとした雰囲気の男性の美容師さんが現れて、髪の流れなどをよく見てくれて、この髪はどこでカットしてもらったの?と尋ねられる。

日本で、と答えたら、すごく感心していた。

ものすごい技術だよ、初めて見た、このカットの仕方、ちょっと僕はあまり切りたくないな、と。

いやいや、カットしてください、というか、カットしてほしいです、みたいな変な会話をする。

違う種類のハサミを3本くらい使って、ものすごく丁寧にカットしてくれた。

バリカンみたいなものもちょっと使いたいのだけれど、使っていい?と聞くので、いいです、みたいな会話もする。

慎重に進めよう、切るのはいくらでも切れるから、と言うので、3回くらい尋ねてもらい、その都度短くしてもらう。

ロングヘアをショートカットにするのではなくて、もともと短い髪を短くするだけなのに、本当に慎重なのだな、と感心する。

短ければ短いほど私はスッキリするので、もっと切ってもらって構わないですよ、というと、いや、もう長さはこれで、あとは軽くするぐらいかな、と、ある段階からは短く切ってもらえず。

ちなみに日本でカットしてもらったのはいつ?と聞かれたので、1月だと答えたらば、驚いていた。

日本の美容師さんはもっと海外に出られるのではないかしら。

私が日本でカットをお願いしているのは、かれこれ10年お世話になっている新宿御苑にある美容院の店長さんなのだけれども、彼は10分もかからず全体のカットを終えてしまう(シャンプー台はここもムーディーだけれども)。

この人は、写真家でもあり、ファッションのことも詳しいので話すのが楽しいのよね。

今日は、カットの間もやたらと頭を触られている感覚があり、美容師さんによってカットのスタイルってこんなにも違うのだなあ、と思いつつ。

でも、ウィーンで切ってもらった中では一番満足かな。

マッサージチェアはもう動かさないでほしいけれども、また行こう。

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