17. April 2020 (2)
美術館、文書館、図書館は五月中旬から開かれて、室内の大規模イベント(コンサート、舞台等)は八月末までの中止が決まりました。
ザルツブルクの音楽祭は今年100周年を迎えることもあり、大々的に準備が進められてきたと思うのだけれども。
主催者や出演者の方のことを思うといたたまれない。
小規模でも、野外公演だけでも開催されるといいな、と思いつつ。
これからウイルスのことで、世界情勢が大きく変わるように思う。
それも含めての変化だと思うけれども、ものすごい怒りに包まれそうで、そのことが気がかり。
今のところ、このことによって人生や暮らしが大きく変わってはいない自分には怒る権利はないものと考えて、その時を過ごしたい。
なんと言うか、正義やそれに付随する感情というのは、自分がある物事に深く関与している場で示す自分の倫理的なポジションのようなもので、頼まれてもいない、聞かれてもいない、必要ともされていない場で顕示するものではないと思っている。
写真は、いつでも持ち歩いているノート。
仕事中に頭に思い浮かんだ、仕事とは全然関係のないことなどもどんどん書いてゆく。
左に少し写っている箱にもノートが入っている。
大人買いしたノートたち。
外からは、音大の学生さんがクラリネットを演奏している音が聴こえる。
今日も良い一日でした。