10. April 2020 (2)
午後のミルクティー。
煮出したのではなく、アッサムティーを淹れて、そこに冷たいミルク。
お仕事をご一緒している先生は、今の状況でも変わらずブルドーザーのように8時間から12時間は仕事をしているそう。
睡眠時間は8時間確保。
その先生の安定感たるや。
奥様がお家のことをしてくれているということもあるけれど、この先生を見ていると「ブレないとはこういうこと」ということがよくわかる。
仕事が趣味であり、人生。
気分転換も休みもいらない。
もっと言えば、仕事で有名になろうとか、お金をもっと稼ぎたいとか、そういうことすらない。
ただ、ただ、ただ、ただ、研究を進めて、本を書いている。
彼は彼として完成している人なのだな、と思う。
私はというと、これまでの習慣の一部を見直して、やめた。
色々なことを求めて、拡大しすぎていたのだろうと思う。
そういう時期があっても良いと思うけれど、本来の自分に縁のないことを切ると、自分の輪郭がはっきりして、より穏やかで、必要なことに必要な時間を確保できる日々を送れる。
成長とは、自分とは異なるベクトルの方向に向かうことではなくて、自分のベクトルで深化することなのでしょう。
その過程で、自分の苦手なことや、本来は関係のない世界のことと接点を持ち、刺激を受けるということもあるかもしれないけれども、そういうこととは時期が過ぎたら、感謝を込めて、さようなら。