9. April 2020 (3)
きっと、ブログで紹介するのは最初で最後の私の地味ごはん。
ちょっと疲れた時のごはん。
本当は、お茶ではなくて、日本酒にしたいところだけれども。
ごはんはほうじ茶で炊いた茶飯です。
この時のほうじ茶は品の良い味のものよりも、荒々しく濃く出るほうじ茶の方が美味しいです。
お米を炊く時のお水の分量と同じにほうじ茶と少量の日本酒、それと少しのお塩(海塩)で炊きます(お塩はしっかりでも美味しい)。
おこげが美味しいのでお鍋で炊いていますが、炊飯器でも(おこげがたくさんできたら、梅干しを載せて、出汁茶漬けにしても美味しいです)。
しらすをちょっと載せると美味しいだろうなあ、と思います(こちらでは手に入りません)。
お米は一合だとお鍋で炊くと早いし、美味しい(中火から強火で炊いて、蒸らす時間を含めても7、8分かな。お水がなくなりそうになったら、火を止めて、蒸らすとちょうどよく炊けます)。
このお鍋のサイズは、ストウブ16cm(ストウブは重いけれど、ごはんがこびりつくというようなこともないので、洗うのも楽です。もし、固まってしまったら、お水につけておけば良いし)。
しばらくは里芋も手に入らなくなるかな。
この間「日本屋」さんに伺った時は、もうなかった。
オーストリアで生産しているけれど、生産がストップしてしまっているのか、他国で生産したものを輸入できなくなっているか。
尋ねなかったけれども。
里芋は、少量の白だしを希釈して、お塩で煮たもの。
里芋好きには、この薄味がたまらないと思います。
よかったら、試してみてください。
本当に美味しい。
私はその上に乾燥の柚子を少し載せていただきます(乾燥の柚子は浅漬けやお吸い物などを作る時のために日本から持ってきているもの)。
煮汁が多めに残るように作って、水溶き片栗粉でとじて、あんかけにするのも美味しい(けれど、私はお鍋で温めなおすときによく焦がすので、餡だけ別に用意することをお勧めします)。
あとは、人参のきんぴら、大根のお味噌汁、甘い卵焼き。
人参は、ごま油もごまも切らしているけれど、ダメになりそうだったので、きんぴらにしてレスキュー(こちらの人参は、日本のように立派な感じではなくて、細長くて、足が早い。しなびてしまったので、厚めの千切り)。
大根もレスキュー。
卵焼きが三日月なのは、パンケーキ用の丸いフライパンを使っているから:-)
甘い卵焼きの時は、精製されたお砂糖を使っています(精製されたお砂糖は、綺麗な甘みになるよね)。
卵を3個使っているので、このうちの3切れだけいただき、残る3切れは明日の朝ごはんへ。
ラナンキュラスは、お花を生けられる箸置きで最後のレスキュー。
花弁の乾燥が進んでも可愛いのだな。
こんな夜には、のんびり日本酒をいただきたいものです。
お酒を飲みたいというより、ゆっくりしたいのだな。
窓から入る風が甘やかなので、季節が変わったことを楽しみたいのかも。
今夜の音楽は:
今日も良い1日でした。