White

白色が美しかった屋根。
今の私は白色に惹かれる。
煙突掃除の人は、果たせるかな、9時にやってきた。
10時から12時の間と聞いていたけれども、きっとそれよりは早く来るのだろうなあ、という予感が働いて何より。
煙突を掃除してもらうのではなくて、ボイラーを見てもらうのだけれども、毎年、じゃあ、また来年ね、と玄関で見送る。
とても感じの良い人なのだ。
煙突掃除の人に道で会えたら幸運というけれども、雰囲気が白色の鳩みたいな感じなので、納得する。
ちなみに彼らのことをドイツのドイツ語ではSchornsteinfeger、オーストリアのドイツ語ではRauchfangkehrerと言います。
私は、オーストリアのドイツ語の方が、イメージを喚起しやすいので好き。
何かのスタートが迫っているというか、もう切ったというべきか。
本番は来月だけれども。
自分を生きよう。
これに尽きる。
これからが、楽しみ。