Taipei













Taipeiは、とにかく深い、そして重い。
ものすごくバイタリティーに溢れていて、混沌としている。
日本よりも西洋的に感じる部分もあるし、東洋的に感じる部分もある、強烈な土地。
伝統が守られているけれども、若い人がよく育っている、未来志向の土地だということがよくわかる。
中国は行ったことがないけれども、全く違うのではないかしら。
お正月前ということもあって、買い出しに付き添わせてもらったのだけれども、この活気には最も気圧された。
医食同源という考え方があるけれども、それが暮らしを構築している。
ごはんは美味しいし(ちょっと油っぽいお料理も多いけれど)、とにかく滋養と活力のある世界。
漢方のお店にも連れて行ってもらって、その考え方に深く共感する。
道教のお寺でお祈りの仕方を拝見させてもらったのだけれども、これがまた強烈な経験だった。
世界観、人生観がここまで違う世界があるのだな。
占いの結果を重要な指標とすることも、私にはあまり馴染みのないことで、その心のあり様を想像して、色々と考える。
故宮博物院も頭がクラクラするほどやはり強烈なところがあって、展示図録をしっかり複数購入する。
ここは、とても大事な仕事を続けている場所で、ある意味において聖地だと思う。
龍山寺でのおみくじの内容は忘れられないだろう。
二日続けて行って、一日一つ、二つのことにお伺いを立てたのだけれども、あることについては、バッサリ却下されて、まるで外科手術を受けたかのようだった。
これは、四柱推命でも同じことを言われたから、きっとそうなのだろうな。
ちょっと悲しいけれども、思い当たるところがあるので、あまり驚かない。
少しでも苦しいことというのは、執着がある証拠なので、手を離した方が良い。
そして、もう一つのあること、それは自分自身のことだけれども、これも四柱推命と同じ結果で、やはり、これも自分で思っていたことだったので納得する。
自分の一生を祝福して、応援してくれる言葉だったので、ありがたく受け取る。
自分が持っているカードを切って、世界で大きく生きていく。