transition
- Nana Miyata
- 2019年2月27日
- 読了時間: 2分

マグリットのこの家に住みたいと思ううちは、
自分もなかなかに波乱万丈な人生を送っているのだろうなあ、と思う。
暗闇に灯る室内の灯りは、安心の象徴のような気がする。
日本にいると、高層住宅に灯る明かりを電車から眺めるのが好き。
一昨年、去年と、人の話を聞くことがとても増えた。
でも、今年はお休みします。
カウンセリングは仕事にしていないから、基本的にボランティアです。
だから、紹介に限っているけれど、飛行機に乗ってウィーンに来る人もいて、
世の中の流れを感じていた。
すごく苦しい話の後ろには、希望が光っている。
変えたいんだよね、現実を、居場所を、環境を。
でも、気力や体力が足りなくて、あるいは繰り返す経験のなかで失ってしまい、
愚痴と悪口に流れてしまう。
そういうこともよくわかる。
それも一つのエネルギーの流し方だから。
でも、そうすると現実との軋轢はひどくなるばかりで、フラストレーションは増していく。
だから、ある時が来たら、現実を変えていかないといけない。
そういう時のサポートが必要なんだよね。
コンマリさんは片付けを手伝うけれど、
手放すことや変えることのしんどさを知っている人は、彼女の仕事の素晴らしさを理解していると思う。
彼女がしていることは、すごく重いポイントを移行する人のサポートなのだと思う。
"sparkle joy"。
現実を変えずに、受け入れることでフラストレーションを溜め込んでしまっているクライアントに、
自分の希望のありかや形を確認させることで、人生を変えるようなセラピー。
ひとには、希望を強く光らせることが必要なのだ。
写真は、全く関係ないランチの写真。
友人が近所のパン屋さんで買ってきてくれたパスタ。
フランスの料理らしい。

お花は、ほぼ一ヶ月咲いているカーネーション。

良い天気。
風も良好。
以前、マルセイユから出る地中海のクルージングに参加したことがあったけれど、
再びあれをしたいと思った昼下がり。
車の運転はできなくても良いけれど(免許は持っています)、
乗馬は習いたい。
あと、小型船舶の免許は取りたいなあ。
草原で一人、海や湖で一人になれる手段を持つことは大事。