transition
マグリットのこの家に住みたいと思ううちは、
自分もなかなかに波乱万丈な人生を送っているのだろうなあ、と思う。
暗闇に灯る室内の灯りは、安心の象徴のような気がする。
日本にいると、高層住宅に灯る明かりを電車から眺めるのが好き。
一昨年、去年と、人の話を聞くことがとても増えた。
でも、今年はお休みします。
カウンセリングは仕事にしていないから、基本的にボランティアです。
だから、紹介に限っているけれど、飛行機に乗ってウィーンに来る人もいて、
世の中の流れを感じていた。
すごく苦しい話の後ろには、希望が光っている。
変えたいんだよね、現実を、居場所を、環境を。
でも、気力や体力が足りなくて、あるいは繰り返す経験のなかで失ってしまい、
愚痴と悪口に流れてしまう。
そういうこともよくわかる。
それも一つのエネルギーの流し方だから。
でも、そうすると現実との軋轢はひどくなるばかりで、フラストレーションは増していく。
だから、ある時が来たら、現実を変えていかないといけない。
そういう時のサポートが必要なんだよね。
コンマリさんは片付けを手伝うけれど、
手放すことや変えることのしんどさを知っている人は、彼女の仕事の素晴らしさを理解していると思う。
彼女がしていることは、すごく重いポイントを移行する人のサポートなのだと思う。
"sparkle joy"。
現実を変えずに、受け入れることでフラストレーションを溜め込んでしまっているクライアントに、
自分の希望のありかや形を確認させることで、人生を変えるようなセラピー。
ひとには、希望を強く光らせることが必要なのだ。
写真は、全く関係ないランチの写真。
友人が近所のパン屋さんで買ってきてくれたパスタ。
フランスの料理らしい。
お花は、ほぼ一ヶ月咲いているカーネーション。
良い天気。
風も良好。
以前、マルセイユから出る地中海のクルージングに参加したことがあったけれど、
再びあれをしたいと思った昼下がり。
車の運転はできなくても良いけれど(免許は持っています)、
乗馬は習いたい。
あと、小型船舶の免許は取りたいなあ。
草原で一人、海や湖で一人になれる手段を持つことは大事。