Playing the piano

家で仕事をするときに聴くことが一番多いアルバムがUtau。

次に多いのがこのアルバム。

YouTubeで聴けてしまうことを今日知る。

違法ではないのかな、と思いつつ。

坂本龍一さんの音楽は、私にとって空気や水と同じように必要なもの。

具合が悪い時でも良い時でもずっと聴ける。

本を仕上げると決めたら、夕方にゲラが上がってきた。

編集長さんに担当してもらっている本で、ものすごく丁寧に読んでくださっていることがわかり、

大変にありがたい。

いろんなことは人気商売で、

だから自分を宣伝することは大事だけれど、

自分をどう見せるかということばかりがうまくなっても仕方ない。

手段も道も選ばずに、手っ取り早く結果を得ようとすると、

確かに得られるけれども、

それは、先にあったはずの運を前倒しで使ってしまうようなことなのだと思う。

貯金を切り崩すようなかたちで運を使ってしまうのではなく、

いかなる時も着実に積み上げていかなければいけない時の方が多い。

ひとの信頼もさもありなん。

得たい結果のために信頼を失うことを厭わなければ、後々の芽を摘む。

揺らぐはずの気持ちを揺らがないようにすることを目指せば、

虚勢を張ったり、批判に弱い脆弱な自己愛を抱え続けることになる。

ひとの評価やイメージなど、相対評価で移ろうものを絶対評価であるかのように固執すれば、

実を取れなくなる。

音楽における絶対音感のように、

どの分野であっても、実力は絶対評価に従ってのみ磨けるもので、

適切に物事を見極められるだけの確かな自信というものは、

積み上げた実績に依拠する。

なんてことを思った今日。

いかなる時も中途半端を禁じる。

良い人であることと良い仕事をすることが両立できない時は、

良い仕事をすることを選ぶ。