18. Dezember 2020
昨日のこと。
Dorotheumで落札した机を引き取る。
歩いていくとすぐなのだけれど、車で移動しようとするとこの辺りは一通の道も多くて、やたらと遠回りになるので、配達はお願いせずに、先生にお願いして、二人で運ぶことにした。
すると、Dorotheumの人がとても親切で、台車を貸してくださった。
使い終わったら、ここに戻してくれればいいよ、と。
台車に机を乗せて移動する道すがら、車も快く道を譲ってくれるし、親切な人が多いなあ、と嬉しくなる。
家に到着するとご近所さんが、素敵な机ね、と褒めてくださった。
そして、クリスマスにまたちょっとしたものを扉の前に置いておくからね、と。
去年は日本の友人の方から届いたという明治のチョコレートと四葉のクローバーの小さな鉢植えを頂いた。
住んでいる人たちのメールアドレスをお互いに知っていて、毎年一度は中庭で軽食やワインを摂りながら集まる機会があり、数年に一度はバスを貸し切って、ワイナリーやお城を一緒にめぐる。
一緒に礼拝に参加したりもする。
本当に恵まれていると思う。
とても感謝している。
机を置いてから、クリスマスツリーを買いに行く。
写真のものが私の今年のクリスマスツリー。
これも先生に運んでもらう。
ありがとう、ありがとう、ありがとう。
この週末に飾り付けをします。
そして、クリスマスカードを見にゆく。
それなのにクリスマスカードを買わずに、大好きなウィリアム・モリスの夢のようなレターセットを見つけて、入手する。
子供の頃、レターセットをずっと集めていたことを思い出す。
好きなものって、変わらないのよね。
いつか父が渋谷のポストマンという輸入雑貨のお店でお誕生日にレターセットをプレゼントしてくれたことがあったのだけれども、あのお店はまだあるのかしら。
アメリカの水色のマーブル模様のレターセットで紙が日本の紙とは違う匂いがするなあ、と思ったことを思い出す。
夜に仕事に煮詰まるとフラッと出かけるいつものカフェの前を通ったら、店員さんが珈琲やアルコールの入っていないPunschを売っていた。
お元気そうで何より、というような挨拶をして、オレンジのPunschを買う。
思っていたよりも熱くて、舌にちょっと火傷を負ったけれども美味しくいただく。
思うところがあって仕事を一時中断していたのだけれども、気持ちがまとまったかな。
だらだらとただ車を運転しているだけではどこの目的地にもたどり着かないのと同じで、
一度、状況を整理して、どうするかを自分で決める必要がある。
頑張るかな。
今朝の朝刊にクリスマス後にきっと三回目のロックダウンが必要になると書かれていた。
仕方のないことではあるのだけれど。
ドイツも大変なことになっているし。
検査がもっと手軽になって、毎日のように自宅で検査をして、陰性証明を入手できるようになるといいな、と思う。
何かをストップさせるのではなく、できるだけ動かしていく方向で対策が取れますように。
今日も穏やかな良い一日に。
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