17. Mai 2021
- Nana Miyata
- 2021年5月17日
- 読了時間: 3分

いつかの写真を。
朝は自宅のある建物で週3回受けているPCR検査を。
検査技師の人が私の名前を覚えてくれて、名前で呼んでくれたので、覚えてくれたんですか?と笑って話しかけたら、みんなの名前を覚えているわけではないけれどね、あなたは特別、と言ってくれたので、
ありがとう、大変光栄に思います、検査が終わってしまって、会えなくなったら寂しくなります、と話したら、笑っていた。
そして、ワクチンを受けたいな、と思っていたら、特別なルートで受けられることになってしまった。
本当は私はまだなのだけれど(年齢、職業、基礎疾患の有無等で優先順位が決められている)。
2回目の予約ももらえてしまった。
こういうルートがあるのだなあ、と思いながら、とてもありがたく思う。
しかも、その方が病院まで車で連れて行ってくれると言う。
ありがとう、ありがとう、ありがとう。
と言う今日は、なぜか気持ちが1日沈んで仕事にならなかった日。
天気のせいかしら。
よれよれとメールだけ書いて、郵便を出しに行き、少しだけ仕事をする。
私の家の下に住んでいる歯医者さんだった老齢の女性が、1日に3回犬の散歩に出かけるのだけれど、
郵便を出しに行こうと階段を降りていたら、足音が聞こえたのか、エレベーターに一緒に乗っていく?と待っていてくれた。
歩いて階段を降りても全く問題ないのだけれど、仲良く一緒にエレベーターに乗ってお話しする。
古いエレベーター。
ドアを開けるのを手伝いたいと思い、一緒に歩こうと思っていたら、若い人は早く行きなさい、ドアとか開けて待っていなくていいからね、と言われて、すみません、ありがとうございます、それではお先に失礼します、良い1日を、と挨拶して別れる。
とても素敵な方なのだ。
外に出たら雨に降られて、メガネがびしょびしょになりながら、近所の郵便局へ。
郵便局の人も親切で、やはりまた切手を褒めてもらい、丁寧な仕事をしてもらう。
本当にみんな親切だな、と思う。
私は本当に恵まれているなあ、と思う。
感謝しかないです。
それでも落ち込んでしまった気持ちが戻らず、珍しくホワイトチョコレートを食べて、熱い紅茶を飲む。
私のいるところは天国みたいなのかもしれない。
働き方も。
コロナの間中、ずっと家で仕事しているけれど、全く何も言われない。
どの順番で仕事をしても良くて、本が出たら、お祝いをしてもらえる。
寂しくなったら、お城に泊まりにおいで、と言われるぐらいで、ここのご家族も皆、親切なのだ。
城主とは色々な話をするのだけれど、次は宗教の話をしましょう、と約束する。
先生も相変わらず優しくて、私は本当に幸せものだと思う。
この落ち込んでしまった気持ちは眠ったら、溶けて、なくなっていますように。
今日も良い1日でした。
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