11. Oktober 2020
うんと年上の友人のお誕生日のお祝い。
いなり寿司のための油揚げを煮る。
随分久しぶりに作るなあ、と思いながら。
油揚げを半分に切り、麺棒で押して、袋状にする。
たっぷりの熱湯で4、5分煮て、冷水にとり、ざぶざぶ洗い、油を切る。
白いお砂糖が少ししか残っていなかったので、それはケーキに回すべく、油揚げにはカソナードを使う。
煮汁を火にかけ、お砂糖をしっかり煮溶かしてから、水気を十分に切った油揚げを入れる。
煮汁がなくなるまで弱火で30分ぐらい煮詰めるのだけれども、久しぶりにこんな感じのお料理を作った気がする。
ゆっくり、ことこと煮るというのは、良いものだな、と思う。
組み合わせが妙だけれども、オニオン(グラタン)スープもリクエストされたので、それも作る。
ストウブの大鍋にバターを溶かして、少しだけ焦がしたら、スライスした玉ねぎを入れて、玉ねぎは焦がさないよう木べらでかき混ぜながら炒める。
ねっとりとしてきたら、薄力粉を回しかけて、ブイヨンを少しずつ入れて、赤ワインを入れて、蓋をせずに中火で煮て、水分を飛ばす。
お塩とか胡椒は要らない。
グラタンスープにしたい場合は、ニンニクを塗って、焼いた薄切りのバケットを載せて、グリュイエールチーズとかエメンタールチーズを載せてオーブンへ。
エンガディナーはやはり時間的に厳しいので、別日に。
今日はパルメザンチーズをたっぷり入れたチーズケーキを焼くことにする。
熱々がスフレみたいで美味しいのだけれども、冷やすと濃厚な味のチーズケーキになる。
これで良いのだそう。
組み合わせがめちゃめちゃな感じがするけれども。
お誕生日というのは、幾つになっても好きなものが食べられると嬉しいものなのかもしれないな、と思いつつ。
私がお誕生日に誰かにごはんを作ってもらえるとしたら、何がいいかなあ。
お料理は好き。
決して上手な方ではないけれども、心が静かになって良い。
さて。
これからチーズケーキを焼きましょう。
今日も穏やかな良い一日に。
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