15. März 2020
再び、城主からお城でしばらく暮らせば?との連絡。
何も不自由ないよ、と。
あなたの部屋に大きな書き物机を運び入れて、一緒に仕事しようよ、と。
私たちも、あなたがいると楽しいし、と。
ご家族の皆さん、そして、なぜか親戚の方とも仲良しなので、心が動くけれども、一人の暮らしを手放せない。
博士論文を書いていた時、3ヶ月文字通り誰にも会わないで自宅で論文を書いていたことがあったけれども、本当になんとも思わなかった。
近しい人たちにも、ものすごく不思議がられるけれども、孤独を感じるわけでもなく、ただ、長い瞑想のような状態に入ってしまう。
今日も良い天気。
外は、ものすごく静か。
この事態が収束して、ひとがまたひとと出会う時、どんな風に思うのかな。
嬉しいと思うのかな。
ウィーンの人は、素直に、単純に、晴れやかに喜び合いそう。
その瞬間のことを今、想像する。
私はどう思うのだろう。
朝から好きな入浴剤を入れたお風呂にのんびり入り、好きなお茶を淹れて、仕事。
今日、校了、来週の水曜日に印刷。
ちょっと筋トレとかストレッチをしようかな、と思う。
そして、食品はセーブしないといけないので、久しぶりにクロスステッチを再開しようかな、と思う。
何か、綺麗なものを作っていたい。
刺繍、大好き。