Ein langer Tag
- Nana Miyata
- 2020年2月12日
- 読了時間: 2分

夜のパーティーに出席した後に、仕事仲間とタクシーで市内に戻り、それぞれにワインと紅茶を注文して、カフェの閉店まで話す。
変な飲み方だけれども、パーティーであれこれお酒をいただくと、これがなんとなくちょうど良いから不思議。
写真は、昨日の写真ではないけれども、自宅に近いからということで一番よく行くカフェ。
NHKのニューイヤーコンサートの番組で映っていた給仕さんが担当してくれた。
この間、閉店までいた時も彼が担当してくれていたな、と思い「いつも最後までいてごめんなさいね」と話したら、「私が最後ですよ」と言うので、「それはそうですね」みたいなことを話しつつ。
閉店間際のカフェのあの空気の優しさはいいな。
暖かで、静か。
仕事仲間のインパクトの強い子供の頃の話や、共通の知人の不思議な話などをずっと聞いていた。
傷になっている過去の出来事や物事は、受け取り方次第で意味が変わる。
過去は、いくらでも変わる。
今を、未来を良くすれば良いだけ。
パーティーでちょっと面白かったのは、16区での講演の仮のプログラムを受け取ったところ、「ピアノ・講演:宮田奈奈」みたいに書いてあり、区長さんに、なぜか私がピアノを演奏すると思われていることが判明して、思わず日本語で「いやいやいやいや」と出てしまったこと。
「謙遜しなくていいよ、弾けるんでしょ」みたいなことをおっしゃるので、弾けるか弾けないかで言えば、確かに弾けるのだけれども、それは、ちょっと。
アマチュアも良いところでして、ここは餅は餅屋といいますか、せめて音大の方にお願いすべきところかと、みたいなことを話す(ドイツ語で)。
そんなことを言っている間にも、講演してピアノを演奏する自分を想像したら、おかしくなってしまい、笑いが堪えられなくなる。
こういう挑戦こそ誰のためにもならないというか、喜劇だなあ、と思いつつ。
あまりに大人数のパーティーで疲れたけれども、今日もこのカフェでランチミーティング、夜はある展覧会のオープニングへ出かける。
今週末は音楽会へ。
この音楽会は、いろんな理由で、心して聴いておこうと思っている。
明日は誕生日なのだけれど、気をつけないと忘れそう。
お祝いしてもらうのは苦手で、お断りしたので、自分にとっての特別なことをしようかと思う。
さて、なんでしょう。