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18. März 2021


晴明、三校。


しばらくの間、スキャナーの接続だけ失われていて、とても困った機械音痴の私は短気を起こして、いっそのこと新しいものを買ってしまおうかしら、と思うけれども、思いとどまり、あれこれ試していたら直せた。


短気は損気。


先生がプレゼントしてくれた椅子が届いた。

女性用の椅子。

明るい印象のとても素敵な椅子。

ありがとう、ありがとう、ありがとう。

とても嬉しい。

布を張り替える予定だけれども、しばらくはこのまま使わせてもらおうと思う。

携帯のカメラが作動しなくなってしまったので、写真はまた別の機会に。



寂しさから誰かと一緒にいるということは、やめた方が良いだろうと思う。

世の中には少し悪い人もいて、その人のためにはならない優しい言葉で、自分に依存させてしまう人もいる。

この悪い人が配偶者の場合、家族しか自分には心の居場所がないような気持ちにさせてしまい、本当にその人を思っている人たちからも孤立させてしまう。


あなたのためを思って、とお節介な苦言ばかりを呈する人もどうかとは思うけれど、

ただ、ただ甘やかして、自分に依存させる人は怖い。

ある程度社会的地位があって、心に孤独を抱える人ほど、嘘の優しさや愛情に落ちてしまう人は多いのだろうと思う。


本当の愛情には、その人にとっての貴重なものを差し出してくれる覚悟があると思う。

時間を割いてくれたり、痛み分けも辞さない覚悟で、本音でぶつかることを厭わない覚悟。

自分の心配や考えを安易に押し付けたり、問題を解決しようとするのではなく、

何をしてもあなたが正しいというイエスマン的な肯定ではなく、

辛抱強く、何度でもいくらでも対話のステージに残ってくれる、境界線を越えない他者であってくれる人。


大人になったら、配偶者でも、兄弟・姉妹でも、どんなに親しい友人でも、できるだけ喧嘩はしたくないだろうから、自分が嫌われることを覚悟してでも、本音で接してくれるということのありがたさを忘れないようにしたい。

その覚悟にこそ、相手への信頼、自分と相手の間にある関係性への信頼があり、それが愛情だと思うから。


辛抱強く対話してくれる人を大切にすること。


自分の殻に閉じこもって、自分の思い込みだけで完結しないこと。


自分をただ甘やかす人からは離れることのできる、孤独への耐性のようなものや複数の人との穏やかな関係を獲得し直すこと。



孤独の扱い方って難しいけれども。

何事もなく穏便に済ませることを目指さなければ、思い込みは是正されるように思う。

摩擦を避けるばかりに、自分の物や人の見方が変わらず、ネガティブな思い込みを募らせてしまい、それが自分自身を傷つけるということもあるのではないかな。


というようなことを考える朝。


今日も穏やかな良い1日に。


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